長引く咳や喘息にお困りの方は、当院の受診をご検討ください。 | 梅屋敷商店街の呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・アレルギー科屋さん | 早期受診・早期治療が健康への第一歩です。

梅屋敷内科クリニック

東京都大田区大森西6-11-21
梅屋敷駅徒歩6分

電話番号は次のとおりです 03-5763-5634

当院近くに駐車場あります。

呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器内科のイメージ

日本呼吸器学会の呼吸器専門医でもある院長が、肺や気管支、胸膜など呼吸器にまつわる病気を専門的に診療します。具体的には、風邪症候群をはじめ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、肺気胸などの急性疾患から、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性疾患まで、幅広い呼吸器疾患の診察・治療を行っています。
CPAPなどの人工呼吸器管理なども当院で可能ですので、お任せください。

咳が長引いている、痰が切れにくい、動くとすぐに息が切れる、胸部が痛む、といった症状に心当たりのある方は、呼吸器関連による病気の可能性もあるので、速やかにご受診ください。また、呼吸器のことで気になることがある方も、遠慮なくご相談ください。

呼吸器内科で対象となる症状

咳や痰が長引く(2週間以上)、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、急な発熱、息切れ、ヒューヒュー・ゼーゼーという息苦しさ、胸痛、血痰、いびき など

呼吸器内科で扱う代表的な疾患

気管支喘息

気管支喘息の患者さんの気道は、症状がない場合でも常に炎症 (慢性炎症) を起こしているので、健康な方に比べて気道が狭くなって空気が通りにくい状態となっています。

炎症を起こしている気道はとても敏感になっています。そのため、正常な気道であればなんでもないホコリやタバコ、ストレス、ウイルス、温度変化、香水などのわずかな刺激でも気道が狭くなり、発作が起きるようになります。

気管支喘息の治療では、気道の炎症を抑えることが優先され、主にステロイド吸入療法を用います。取り扱いを含め、呼吸器専門医による診断と治療を受けるようにしてください。

肺気腫

主にタバコが原因で肺組織が破壊され、そして気道が狭くなって空気の通りが悪くなる病気を肺気腫と言います。身体を動かしている際に息切れ、冬場では風邪をひいているような症状がみられるようになります。

さらに病状が進行すると呼吸不全(体の中の酸素が足りなくなるような病態)が現れるので、24時間酸素吸入療法や自宅での人工呼吸管理が必要となるので、呼吸器専門医の管理下による治療が必要になります。

長引く咳嗽

咳嗽とは一般的には咳(せき)と呼ばれるものですが、咳が3週間目まで続く場合は、風邪症候群でも認められます。ただ、3週間から8週間持続するような咳嗽は遷延性咳嗽、8週間以上続くような咳嗽は慢性咳嗽と呼ばれます。

なお咳が出る原因ですが、気道の炎症と気管支平滑筋の収縮、咳反射が敏感になっているような状態の際に引き起こされます。

治療につきましては、咳が出始めて3週間以内であれば、一般的な咳止め薬を処方します。また3週間以上続いているのであれば、気管支喘息などの病気が隠れている可能性があります。咳が長引いて単なる風邪とは考えにくい場合は、呼吸器専門医の診察が望ましいと思います。

呼吸不全

呼吸不全とは、肺気腫、気管支喘息、肺の手術後、心不全などの疾患を発症、あるいは手術を受けたことで、体の中の酸素が足りなくなって、呼吸することが辛くなる症状を言います。

このような場合は、原因となる病気などの治療が考えられますが、それでも呼吸をするのが辛かったり、酸素が足りないということもあります。そのような際は、呼吸器専門医や循環器専門医の管理の下で在宅酸素療法や夜間人工呼吸器管理などを行うようにします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。英語ではSleep Apnea Syndromeと表記し、この頭文字をとって、「SAS(サス)」とも呼ばれています。

SASの定義ですが、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸と診断されます。ただし、睡眠中に起きる症状なので患者さんは、無呼吸な状態であることになかなか気付くことができません。そのため、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。

この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。つまり気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じている可能性があります。

≫睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック

なお睡眠時無呼吸症候群は、心不全や高血圧症などとも関連がありますので、治療は呼吸器専門医や循環器専門医の管理の下で行うようにしてください。