長引く咳や喘息にお困りの方は、当院の受診をご検討ください。 | 梅屋敷商店街の呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・アレルギー科屋さん | 早期受診・早期治療が健康への第一歩です。

梅屋敷内科クリニック

東京都大田区大森西6-11-21
梅屋敷駅徒歩6分

電話番号は次のとおりです 03-5763-5634

当院近くに駐車場あります。

循環器内科

循環器内科

循環器内科のイメージ

心臓から血液が送り出されて体中の組織を巡る経路のことを循環器と言います。つまり循環器とは、血管や心臓のことで、循環器内科では日本循環器学会 循環器専門医の当院長が、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈といった心臓の病気や、動脈硬化、大動脈瘤といった血管の病気、あるいは高血圧などの診察・治療を行います。

診察の結果、心臓や血管の疾患が疑われる場合は検査(心電図、心臓超音波検査など)を行い、循環器の病気か否かを診断するほか、循環器系疾患の場合は、薬物療法や生活指導による治療を行います。このほか、血圧のコントロールが上手くいかないことで、お悩みの方もお気軽にご相談ください。

こんな症状はご相談ください

胸が強く痛む、血圧が高い、低血圧でふらつく、動悸がする(鼓動が早いあるいは強く感じる)、心電図や胸部X線検査で異常を指摘された、脈が乱れる・飛ぶ、下肢がむくんでいる、など

循環器内科で扱う代表的な疾患

狭心症

主に動脈硬化が原因で心臓を栄養する動脈(冠動脈)が狭くなってしまい、そのことで心臓の筋肉へ行き渡る血液の量が減少するようになります。このような状態になると胸が痛くなったり、労作時息切れ、冷や汗といった自覚症状が現れます。特徴としては、同じような労作で症状が誘発されたり、だんだん症状が悪化したりしてきます。

心電図検査などで狭心症と診断されたら、心筋梗塞へ移行することもあるので、心臓カテーテル検査などを行うことができる提携先の病院へ速やかに搬送します。治療終了後は、当院長(循環器専門医)の管理の下による栄養指導、定期的なエコー検査などを実施していきます。

心不全

全身に水がたまって色々な症状を起こすのが心不全です。肺に水がたまった場合は、水中でもないのに溺れたような感覚を自覚するようになり呼吸困難が生じるようになります。また、両足に水がたまると、両足がむくんだりします。

心不全は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心房細動などの不整脈、高血圧症、弁膜症などの病気が原因なので、治療方法はその原因によって異なります。そのため循環器専門医であれば、主な原因疾患の診療も行っているので的確な診断と、適切な治療法が期待できます。

心房細動とは

心房収縮が消失し、不規則な心臓の収縮を繰り返す不整脈が心房細動です。65歳以上の高齢者では、3割くらいの方が罹患されています。心臓の中で血栓を作り出すので、高い確率で脳梗塞を発症します。有名人では、長嶋茂雄さんが心房細動による脳梗塞を発症しましたが、現在も懸命なリハビリを行うことで、驚異的な回復を見せています。

また心房細動は、心不全の原因にもなります。一昔前は、心拍数を整えてワーファリンという抗凝固療法(血をサラサラにする)を内服してもらう治療が主流でしたが、10年くらい前からアブレーション治療という方法が出てきました。これは、比較的若くて(55歳以下)、症状がある場合に第一選択となる治療法です。発症してからすぐの場合は(一年程度)、ほぼ完治が見込めますが数年後に再発することもあります。しかし、アブレーション治療を行っていた方が、脳梗塞の発症は抑制される傾向があります。

抗凝固療法は制約の多い治療法ですが、最近は納豆なども気にせず摂取することができるタイプの治療法も出てきております。当院では的確に診断し、腎機能や年齢などを考慮することで的確な治療を行って参ります。また、必要があれば東邦大学などと連携し、速やかにご紹介いたします。

大動脈弁狭窄症

大動脈弁は、心臓から大動脈に血液がでるときにある弁で、大動脈から心臓へ血液を逆流しないように防いでいます。高齢化が進むことで、大動脈弁狭窄症を発症する患者さんが増加してきております。病名の通り大動脈弁が狭くなる疾患なので、急に血液の流れが遮られることで突然死を引き起こすこともあります。

主な治療法として、近年では高齢者を中心に、経カテーテル的大動脈弁置換術が行われるようになり、この手術療法は外科的弁換術が困難な方にも適応が広がっております。当院では的確な診断のうえ、最適な治療方法を選択し、入院加療や高度医療が必要な場合は治療可能な施設へ紹介いたします。

心筋症

心筋症は、アルコールなどが原因で心筋障害をもたらし、心臓の収縮力が落ち込むような疾患です。狭心症や心筋梗塞などのような、冠動脈に起因する病気ではありません。

アルコール性が原因の場合は、禁酒により収縮能が改善いたします。また原因が不明な場合は、βブロッカーという心臓の収縮力を抑える効果があるとされる薬剤を徐々に増量することで収縮能が改善し、心不全発症を予防することができることがあります。