長引く咳や喘息にお困りの方は、当院の受診をご検討ください。 | 梅屋敷商店街の呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・アレルギー科屋さん | 早期受診・早期治療が健康への第一歩です。

梅屋敷内科クリニック

東京都大田区大森西6-11-21
梅屋敷駅徒歩6分

電話番号は次のとおりです 03-5763-5634

当院近くに駐車場あります。

アレルギー科

アレルギー科

アレルギーのイメージ

アレルギーとは、本来なら体を守るはずの免疫反応が、食物や花粉など体に害を与えないとされるものにまで過剰に反応してしまうことで、自身の身体を傷つけてしまう、いわゆるアレルギー反応に変わってしまう症状(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎 など)を言います。これらの症状や疾患を主な対象として、その診療を行っているのがアレルギー科です。

止まらないくしゃみや鼻水、鼻詰まりなど風邪と似たような症状が続くが、発熱や喉の痛みはない。また、かぶれのような症状があるという場合は、アレルギー性の症状が疑われますので、お早めにアレルギー科をご受診ください。問診などの結果、アレルギーの症状が疑われる場合は、原因を特定する検査を行います。

アレルギー科で扱う主な疾患

気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、金属アレルギー など

検査について

アレルギー症状を引き起こす原因物質をアレルゲン(抗原)と言います。アレルゲンには、ダニ、ハウスダスト、花粉、食物、カビなど、いろいろあります。当院ではアレルギーの原因物質を速やかに判明できるよう、まずアレルゲンが何であるかを特定するアレルギー検査を行っております。検査方法には「血液検査」や「皮膚テスト」、「食物除去テスト・負荷テスト」などがあります。

アレルギー科でよく見られる代表的な疾患

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、アレルゲンを吸入することで、抗原と抗体が鼻の粘膜で反応し、鼻症状を起こす疾患です。風邪のような症状がみられるのが特徴で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状があり、この3つが3大症状です。発症の原因は主にハウスダスト(家の埃やダニの糞・死骸など)で、ペットの毛やフケ、カビも原因となることがあります。花粉が飛ぶ季節に限定される花粉症とは異なり、発症に時期は関係ないことから通年性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。

治療を行うにあったては、できる限りアレルゲンに曝されない工夫を行い、その環境を整えたところで抗アレルギー薬の内服や鼻スプレーで症状を抑えていきます。

花粉症

アレルギー性鼻炎の一種である花粉症は、植物の花粉がアレルゲン(抗原)となって、目のかゆみ・異物感・充血、涙、立て続けのくしゃみ、鼻みず、鼻づまり、などの症状を引き起こします。花粉による原因物質には、スギやヒノキがよく知られていますが、そのほか、シラカンバ、ハンノキ、カモガヤ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどが原因になることもあります。

主な症状には、目のかゆみや鼻みず、鼻づまり以外にも、咳、喉や皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感、微熱、不眠、下痢、体や顔のほてり、イライラ感などもみられるようになりますが、これらはひどい場合にみられます。

症状や検査などから花粉症と診断されたら、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを軽減させる効果がある抗ヒスタミン薬を服用します。なお、鼻づまりの症状が強い場合は、内服薬に加えて、局所ステロイドの点鼻薬も併用します。

≫花粉症の詳細はこちら

喘息

多くはアレルギーが原因となって気道に炎症が起き、それによって気管支が狭くなり、肺への空気の吸入・呼出が困難になるのが喘息です。アレルギーについては、ダニやハウスダスト、カビといったものがアレルゲンとなることが多いです。そのほか、風邪やインフルエンザなどによる気道感染ウイルス、タバコの煙、薬、ストレスといったアレルギー以外の原因で起きる非アトピー性のタイプもあります。いずれにしても気管支に起きるので気管支喘息とも呼ばれます。

症状としては、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」などのぜんそく発作が現れます。また、気道が過敏になるので、アレルゲンやウイルス、タバコや冷気などによる刺激が加わると、気道が狭くなります。すると、咳が出たり、息苦しいといった症状が見られるようになります。咳は出始めるとなかなか止まらなくなり、ひどい場合は呼吸が停止することもあります。

過敏性肺炎

肺胞や細気管支(最も細い気道)あるいは周囲に発生する炎症で、細菌やウイルスではなく、有機物の粉塵や化学物質を繰り返し吸い込むことで、それがアレルゲンとなってアレルギー反応が起きてしまっている状態です。息切れ、乾いた咳(痰が出ないことが多い)、発熱といった症状が現れます。

アレルゲン(抗原)を回避することで症状は改善されるようになりますが、症状が重い場合は、ステロイド薬などを用います。抗原に長い期間曝された状態にあった場合は、炎症は慢性化してしまい、肺がどんどん固くなるようになります。このようになると完全回復は難しく、適切な処置をしないと呼吸不全を招くこともあります。

薬剤肺炎

薬剤肺炎とは、薬による点滴や薬物を内服したことで、肺に有害な反応が起きてしまった状態です。原因となる薬剤については、現在までに数百種類の報告があります。なかには、肺炎の治療で用いた抗菌薬(抗生物質)により発症したケースもあります。原因としては、薬に対するアレルギー反応や、その薬が持つとされる潜在的な毒性といったことが考えられています。

症状については、一般的な肺炎と同じで、空咳(痰を伴わない咳)、だるさ(倦怠感)、発熱、呼吸困難などが現れます。薬剤肺炎が疑われる場合は、まず使用中の薬を中止して、肺炎の症状が改善されるかを観察します。改善の効果があまりみられない、呼吸困難を起こしているといった場合は、ステロイド薬による治療や酸素療法が行われます。