医院・院長紹介
院長ご挨拶
私は研修医時代から、患者さんの話を聞くことが好きで、病気を診るだけでなく患者さんとその家族の気持ちに寄り添うように努めてきました。今ではインフォームドコンセントという言葉も十分に浸透してきていますが、私は10年ほど前から病気及び治療方針等の説明を口頭だけでなく文書化して患者さんにお渡ししています。そのことが、ご自身の病気とその治療方法への理解を深め、また病気についての不安や悩みといった心のケアにもつながったのではないかと考えています。
インフォームドコンセントには、患者さんや家族に対して、病気について説明を受ける権利、医師や治療を選択する自由といったことが原則として掲げられており、自己決定権が重視されています。そのため、家族内での意見の違いも見受けられ、その集約と解決法等に向け、都度修正することもあり、説明時間を数時間要することも少なくありませんでした。ただ私自身は、それが苦にはならず丁寧な説明を心がけていたことで、多くの信頼を得ることができたと感じています。その経験を生かして、蒲田、梅屋敷など近隣の地域の皆さまの生活をいろいろな角度で支える内科医でありたいと思っております。
私は総合内科専門医、呼吸器専門医、循環器専門医という日本国内で数人しかいない異なった領域にまたがったライセンスの持ち主であり、患者さんとのコミュニケーションをとることが好きであったため、勤務医時代は主治医として、数多くの重症患者さんや急変患者さんの担当を上司から任されるようになりました。
学会認定専門医の証明の意味するところは、数年に渡り、基幹病院で多くの患者さんを担当し、その証として30症例に及ぶ患者レポートを各学会に提出し、ペーパー試験を合格して得られるものです。逆に言うと専門医を持っていないというのは、能力は置いといてその人が歩んできた経歴がわからないということは言えると思います(専門医でもないのに、専門医を自称している医師がおりますのでご注意ください)。
従って、同じ診察を受けるのであれば内科専門医や各学会認定の専門医に診察してもらうのが望ましいと思います。
私は 肺(呼吸器)と心臓(循環器)の専門医 でもありますので 、肺と心臓の病気にもちろん精通しております。また総合内科専門医として、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病、風邪、胃腸炎などの感染症、消化器疾患など幅広く良質な医療サービスを提供することに努めてまいります。
この度、梅屋敷にて50年以上続く河上クリニックを継承させていただくことになりましたが、河上院長の精神を引き継ぎ蒲田、梅屋敷など近隣の地域医療に貢献していきます。
略歴
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2003年~
日本赤十字社和歌山医療センター研修終了後同病院循環器内科 -
2008年~
日本赤十字社大森赤十字病院呼吸器内科、循環器内科副部長 - 2018年4月~
河上クリニック勤務 -
2018年7月~
梅屋敷内科クリニック開院
資格
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本循環器学会循環器専門医
- 日本呼吸器学会呼吸器専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本プライマリ・ケア連合学会専門医
- 大田区介護認定審査会委員
- 大田区大気汚染障害者認定審査会委員
- 難病指定医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本呼吸器学会
- 日本プライマリ・ケア連合学会
- 日本心臓リハビリテーション学会
クリニックの様子
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感染症などの疑いがある患者さんと他の患者さんを隔て、安全を確保するために専用のスペースを設けております。
導入機器
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当院はこのような換気口を多く設置しておりますので、換気効率が高くウイルス対策にも万全を期しております。
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当院はこのような換気口を多く設置しておりますので、換気効率が高くウイルス対策にも万全を期しております。
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血液の循環がよくなり、疲労、足のむくみに効果的です。
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血管年齢を調べます
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心拍数、血圧などをライブで観察
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直接目が届かなくても遠くから様子を観察できます
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AIによる高度な診断システムを
導入しております。
ワーファリンの効き具合がすぐわかるコアグチェック
スパイロメーターや超音波装置、血圧脈波検査装置、ホルターECGも常備しております。 それらの機器を導入しているクリニックはたくさんありますが、当院ではそれを解釈・説明できる医師が院長でございます。
呼吸機能検査も実はコツが必要な検査で、検査をする側が慣れてなければ患者さんは上手く検査ができないことがよくあります。また専門医ではないクリニックは、ホルターECG結果を外注検査に出しますので結果がわかるまでに数週間を要したりします。
心臓超音波検査も熟練が必要な検査で、心臓と一言に言っても冠動脈によって支配領域ありますので専門医ではない医師には、画面の出し方や解釈が難しいと思います。 また太った患者さんの場合などうまく画像を出すにも一苦労しますので、循環器専門医でもある院長が見る場合は心強いと思われます。