気管支喘息とは?
気管支喘息について
気管支喘息は、空気の通り道である気道が慢性的に炎症を起こし、気道が狭くなることで呼吸がしづらくなる病気です。咳や息苦しさ、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)を特徴とし、季節や環境によって悪化することがあります。風邪が治り始めたときに喘息はしばしば悪化します。発作がないときは症状が軽く見えることもあり、見過ごされがちですが、適切な治療と管理が重要です。当院では、患者様一人ひとりの症状に合わせた治療を行い、安心して日常生活を送れるようサポートしています。
気管支喘息の検査
喘息の診断には、問診や聴診に加え、呼吸機能検査(スパイロメトリー)や気道過敏性試験などが有効です。また、呼気中の一酸化窒素(FeNO)を測定することで、気道の炎症状態を評価することも可能です。血液検査によるアレルギーの確認や胸部X線での他疾患の除外もあわせて行います。当院では、症状の出方や背景を丁寧に評価し、正確な診断と治療方針の提案を行っています。
気管支喘息の症状
気管支喘息の代表的な症状は、咳・喘鳴(ぜんめい)・息苦しさ・胸の圧迫感などです。特に夜間や早朝、季節の変わり目に悪化しやすく、風邪や天候、ハウスダストなどの刺激で誘発されることもあります。咳だけが目立つ“咳喘息”というタイプもあり、長引く咳がある方は注意が必要です。軽度でも放置すると重症化する可能性があるため、症状のある方は早めの受診をお勧めします。
気管支喘息の薬物療法
気管支喘息の治療には、主に2種類の薬剤が用いられます。一つは、喘息発作を予防し、気道の炎症を抑えるための**コントローラー(長期管理薬)**です。これには吸入ステロイド薬や長時間作用型β2刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬などがあります。**症状によっては、テオフィリン製剤や生物学的製剤による治療を行うこともあります。もう一つは、発作が起きた際に症状を速やかに和らげるためのリリーバー(発作治療薬)**です。短時間作用型β2刺激薬などがこれにあたります。治療には緊急性を要する場合があります。即効性のある気管支拡張剤をネブライザーという機器を用いて治療を行ったり、ステロイド点滴を行うことがあります。これらの薬剤は、患者様の症状の重さや状態に合わせて適切に選択され、正しく使用することが非常に重要です。特に、治療には専門的な知識が必要となる場合があり、呼吸器専門医による適切な管理が重要です。自己判断で中断せず、医師の指示に従い継続することが、喘息を安定させる鍵となります。当院では、それぞれの患者様に最適な薬物療法を提案し、吸入指導なども丁寧に行っています。
気管支喘息の運動療法
気管支喘息があるからといって、運動を控える必要はありません。むしろ適切な運動は肺機能を高め、体力維持にも効果的です。ただし、運動誘発性喘息といって運動中や直後に症状が悪化することもあるため、医師の指導のもとで行うことが大切です。準備運動や気温・湿度への配慮、必要に応じた吸入薬の事前使用などにより、安全に取り組めます。当院では、無理のない運動計画のご相談にも対応しています。
高齢者の気管支喘息
高齢の方では、喘息の症状が他の病気と区別しにくくなることがあり、診断や治療の遅れが問題となります。また、肺気腫や心疾患など他の呼吸器疾患との合併も多く、個別の対応が必要です。年齢に応じた副作用の少ない薬剤選択や、吸入指導を丁寧に行うことが治療成功の鍵となります。当院では、高齢の患者様にもわかりやすく、安心して治療を継続できる体制を整えております。
気管支喘息と妊娠
妊娠中の気管支喘息は、母体と胎児の健康を守るためにも適切な管理が欠かせません。喘息が悪化すると胎児への酸素供給が不十分になるリスクもあるため、妊娠前からのコントロールが重要です。妊娠中でも使用可能な吸入薬があり、多くの患者様が安全に治療を継続できます。
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